適応
包虫症
用法
1日600mg 分3(食事と共に服用) ►28日間連続投与し,14日間の休薬期間を設ける ►年齢・症状により(増減)
禁忌
1)妊婦・妊娠
2)過敏症
注意
〈基本〉
①肝機能障害及び黄疸の恐れあり,投与中は定期的に肝機能検査を行う
②汎血球減少症,白血球減少,貧血の恐れあり,投与中は定期的に血液検査を行う
〈適用上〉
➊服用しにくい場合には,口中で噛み砕いてから服用も可
〈その他〉
①(海外)食事(脂肪食)と共に服用すると,血漿中濃度が空腹時服用に比べて5倍高まると報告→嚢胞内への薬物移行量を高めるため食事と共に服用が望ましい
②(海外)脳を寄生部位とする有鉤嚢虫症患者に使用し,脳内の死滅虫体による炎症性反応で痙攣発作,頭蓋内圧上昇及び局所神経徴候等の神経症状が発現し,死亡の報告(承認外)
患者背景
〈生殖〉妊娠可能な女性に対しては,治療前に妊娠検査で陰性であることを確認.避妊(1カ月)
〈妊婦〉妊D禁