適応
以下の疾患における造血幹細胞移植時の前処置
1白血病
2悪性リンパ腫
3多発性骨髄腫
4小児固形腫瘍
用法
造血幹細胞移植時の前処置として以下の通り静注(但し,移植は投与終了から24時間以上あける) 成人1~31日1回60mg/m2を3日間(総量180mg/m2) ►3には1日1回100mg/m2を2日間(総量200mg/m2)も可 小児141日1回70mg/m2を3日間(総量210mg/m2) ►尚,総量及び1日投与量は状態,併用する薬剤,全身放射線照射併用により適減 注意
①肥満患者では投与量が過多にならないように,標準体重に基づいた体表面積から換算した投与量を考慮
②投与前日~投与終了後24時間は,水分補給及び利尿剤の投与を行い十分な尿量を確保.尚,補液量は2,000mL/日以上,確保すべき尿量は100mL/hr以上を目安とし,年齢及び状態を勘案し調整
③用法・用量は,患者の成熟リンパ球や骨髄細胞
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