適応
1成人急性非リンパ性白血病(強力な化学療法が対象となる症例にはその療法を優先)
2骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndrome)
用法
11日100~300mg 分1~3,食後 21日100~200mg 分1~3,食後 ►2~3週間連続投与し,2~3週間休薬 これを繰り返す 疾患,症状により増減
禁忌
重篤な過敏症
注意
〈基本〉
①2~3週間連続投与により効果が発現することから,寛解導入療法等の強力な化学療法対象患者には投与は避け寛解導入療法を優先的に実施
②骨髄機能抑制に伴う出血症状の発現又は増悪に十分に注意
③原疾患による骨髄不全に伴う出血症状の増悪→出血の有無の確認,血液検査,臨床症状の観察
④骨髄機能抑制等の重篤な副作用→頻回に臨床検査(血液,肝機能・腎機能検査等)実施し観察.又,長期使用で副作用の増強,遷延性に推移→慎重に
⑤感染症の発現又は増悪に十分注意
〈その他〉細菌を用い