適応
前立腺癌
用法
1回2カプセル 1日2回 症状により増減
禁忌
1)過敏症(本剤,エストラジオール,ナイトロジェンマスタード)
2)血栓性静脈炎,脳血栓,肺塞栓等の血栓塞栓性障害,虚血等の重篤な冠血管疾患又はその既往歴(エストロゲン様作用により症状悪化又は再発の恐れ)
3)重篤な肝障害(症状悪化)
4)重篤な血液障害(症状悪化)
5)消化性潰瘍(症状悪化)
注意
〈基本〉肝機能異常,血液障害等の重篤な副作用→頻回に臨床検査(血液,肝機能,腎機能等検査),異常あれば減量,休薬等 〈その他〉本剤を投与した患者(ホルモン療法或いは放射線療法等の併用例を含む)に,二次性悪性腫瘍(白血病,骨髄異形成症候群,乳癌等)発生の報告
患者背景
〈合併・既往〉
①心疾患又はその既往歴(体液貯留が生じ症状悪化又は再発)
②てんかん(エストロゲン作用により,時折体液貯留が生じ状態悪化)
③糖尿病(十分な管理下で投与)(血糖値を上昇)
④血液