適応
乳癌
用法
1日20mg 分1~2(20mg錠は分1) 1日最高量:40mg
禁忌
1)妊婦・妊娠
2)過敏症
注意
〈基本〉
①内分泌療法であり,癌薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師の下で,適切と判断される患者についてのみ使用
②子宮体癌,子宮肉腫,子宮内膜ポリープ,子宮内膜増殖症,子宮内膜症のおそれあり→投与中及び終了後は定期的に検査.又,不正出血等の異常な婦人科学的症状がみられた場合には直ちに検査等処置
〈その他〉
①(海外)QT延長,torsade de pointesの報告
②(海外)臨床試験で,対側乳癌以外の二次発癌がみられたとの報告.本剤との関連性は十分明らかにされておらず,評価も確立されていない
③ラットで肝腫瘍の報告
④ラットで遺伝子突然変異誘発性の報告
⑤げっ歯類での生殖試験で卵胞ホルモン(ジエチルスチルベストロール等)と同様の胎仔毒性
患者背景
〈合併・既往〉
①白血球減少,血小板減少(悪化