適応
閉経後乳癌
用法
1日1回1mg
禁忌
1)妊婦・妊娠
2)授乳婦
3)過敏症
注意
〈基本〉
①特性並びに使用経験がないことを考慮して閉経前への使用は回避
②内分泌療法剤であり,癌に対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師の下で,適切と判断される患者についてのみ使用
③骨粗鬆症,骨折が起こり易くなる→骨密度等骨状態を定期的に観察
④肝機能障害,黄疸の恐れ→定期的な肝機能検査等実施
➎本剤との関連性は明確ではないが,無力症や傾眠等の報告→運転注意
患者背景
〈腎〉重度の腎機能障害(臨床試験は未実施) 〈肝〉重度の肝機能障害(臨床試験は未実施)
〈妊婦〉妊C禁忌(閉経後対象で未想定だが,動物で胎児の発育遅延等) 〈授乳婦〉禁忌(閉経後対象で未想定,使用経験なし) 〈高齢〉慎重に
副作用
〈重大〉
1)スティーブンス・ジョンソン症候群:頻度不明
2)アナフィラキシー,血管浮腫:頻度不明,蕁麻疹:1.0%,等の過敏症状
3)