適応
閉経後乳癌
用法
1日1回25mg食後
禁忌
1)妊婦・妊娠
2)授乳婦
3)過敏症
注意
〈基本〉
①ホルモン療法剤であり,癌に対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師の下で,適切と判断される患者についてのみ使用
②末梢アロマターゼを阻害により治療効果発揮するものであり,活発な卵巣機能を有する閉経前の患者ではアロマターゼを阻害する効果は不十分であると予想されること,並びに閉経前では使用経験がないことを考慮して,閉経前患者に対し使用しない
③骨粗鬆症,骨折が起こり易くなる→骨密度等骨状態を定期的に観察
➍嗜眠,傾眠,無力(症)及びめまいの発現→運転不可
患者背景
〈腎〉重度の腎障害(重度腎障害における長期安全性を指標とした臨床試験は未実施) 〈肝〉重度の肝障害(重度肝障害患者における長期安全性を指標とした臨床試験は未実施)
〈妊婦〉妊C禁忌(動物で,分娩障害,妊娠期間の延長,吸収胚数の増加及び生存胎児数の減