適応
1再発又は難治性の中枢神経系原発リンパ腫
2原発性マクログロブリン血症及びリンパ形質細胞リンパ腫
注意1添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性・安全性を十分に理解した上で,適応患者を選択する
用法
1日1回480mgを空腹時に経口.尚状態により適宜減 注意
①他の抗悪性腫瘍剤との併用に関する有効性・安全性は未確立
②食後投与でCmax・AUCが上昇の報告→食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は回避(食事の影響の回避の為)
③副作用発現(GradeはNCI-CTCAE v4.0)の際には,次の基準を参考に休薬,減量又は中止(通常投与量:480mg,1段階減量:320mg,2段階減量:160mg)
a)Grade4の好中球減少症:Grade3以下に回復まで休薬.回復後は,休薬前の用量で再開可.再開の後に再び発現した際,回復まで休薬し,回復後1段階減量して投与再開可
b)出血を伴うGrade3の血小板減少症,Grade4の血小板減少症,Grade3以上の血液毒性(血小板減少症及び好中球減少症を除く),Grade3以上の非血液毒性(間質性肺疾患及び皮膚障害を除く):Grade2以下に回復まで休薬.回復後は休薬前の用量で再開可.再開の後に再び発現した際,回復まで休薬し,回復後1段階減量して投与再開可
c)間質性肺疾患
1.Grade2又は3:Grade1以下に回復まで休薬.回復後は休薬前の用量で再開可.再開後に再び発現した際,回復まで休薬し,回復後1段階減量して投与を再開可
2.Grade4:中止
d)皮膚障害
1.Grade2:抗ヒスタミン剤,副腎皮質ホルモン等を投与し,回復した際は投与を継続.回復しない際は1段階減量して投与継続又は休薬
2.Grade3以上:抗ヒスタミン剤,副腎皮質ホルモン等を投与し,Grade2以下に回復まで休薬.回復後1段階減量して投与を再開可
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