適応
NTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌 注意
1)十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査によりNTRK融合遺伝子陽性確認患者に投与.検査に際しては承認された体外診断用医薬品又は医療機器を使用.当該情報については次のウェブサイトから入手可能(https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html)
2)手術補助療法における有効性及び安全性は未確立
3)臨床試験の登録患者の癌腫等について,添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し,有効性及び安全性を十分に理解の上,本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し,適応患者を選択する
用法
1回100mgを1日2回経口(適減) 小児1回100mg/m2を1日2回経口(適減).但し1回100mgを超えない 注意
①他の抗悪性腫瘍剤との併用について有効性及び安全性は未確立
②経口液剤は原則カプセル剤の投与が困難な場合に使用し,カプセル剤と経口液剤の切換えを行う際には慎重に観察
③副作用発現の際は次の基準を考慮して休薬・減量・中止
a)用量調節基準(3段階を超える減量が必要な際は中止)
1.成人小児(体表面積が1.0m2以上)
ア)1段階減量:1回75mgを1日2回経口
イ)2段階減量:1回50mgを1日2回経口
ウ)3段階減量:1回100mgを1日1回経口
2.小児(体表面積が1.0m2未満)
ア)1段階減量:1回75mg/m2を1日2回経口
イ)2段階減量:1回50mg/m2を1日2回経口
ウ)3段階減量:1回25mg/m2を1日2回経口(体表面積が1.0m2を超えた場合でも当該量で継続)
b)副作用発現時の用量調節基準
1.Grade2:慎重に経過観察し,休薬・減量を考慮
2.Grade3又は4:ベースライン又はGrade1以下へ回復まで休薬
ア)
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