診療支援
薬剤

カルフィルゾミブ新様式H
4291
carfilzomib
カイプロリス Kyprolis(小野)
 点滴静注用:10・40mg/V

適応

再発又は難治性の多発性骨髄腫 注意

1)本剤による治療は,少なくとも1つの標準的な治療が無効又は治療後に再発した患者を対象とする

2)臨床試験に組み入れられた患者の前治療歴等について,添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で,適応患者の選択を行う

用法

〔レナリドミド及びデキサメタゾンとの併用〕1日1回,本剤を1,2,8,9,15及び16日目に点滴静注し,12日間休薬.この28日間を1サイクルとし,12サイクルまで投与を繰り返す.13サイクル以降は,1日1回,1,2,15及び16日目に本剤を点滴静注し,12日間休薬 ►本剤の投与量は1サイクル目の1及び2日目のみ20mg/m2(体表面積),それ以降は27mg/m2(体表面積)とし,10分かけて点滴静注 ►患者の状態により適宜減量 〔デキサメタゾン併用〕〈週2回投与〉1日1回,本剤を1,2,8,9,15及び16日目に点滴静注し,12日間休薬.この28日間を1サイクルとし,投与を繰り返す ►本剤の投与量は1サイクル目の1及び2日目のみ20mg/m2(体表面積),それ以降は56mg/m2(体表面積)とし,30分かけて点滴静注 ►患者の状態により適宜減量 〈週1回投与〉1日1回,本剤を1,8及び15日目に点滴静注し,13日間休薬.この28日間を1サイクルとし,投与を繰り返す ►本剤の投与量は1サイクル目の1及び2日目のみ20mg/m2(体表面積),それ以降は70mg/m2(体表面積)とし,30分かけて点滴静注 ►患者の状態により適宜減量 注意

①単独投与した場合の有効性及び安全性は未確立

②本剤と併用する抗悪性腫瘍剤の投与に際しては,添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,投与

③体表面積が2.2m2を超える患者では,体表面積2.2m2として投与量を算出

④クレアチニンクリアランス(Ccr)が15mL/分未

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