適応
1錠根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
2錠神経内分泌腫瘍
3錠手術不能又は再発乳癌
4結節性硬化症
注意
1)1スニチニブ又はソラフェニブによる治療歴のない根治切除不能又は転移性の腎細胞癌に対する本剤の有効性及び安全性は未確立
2)1本剤の術後補助化学療法としての有効性及び安全性は未確立
3)2臨床試験に組み入れられた患者の原発部位,病理組織型,症候の有無等について添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性・安全性を十分理解の上,適応患者を選択
4)3非ステロイド性アロマターゼ阻害剤による治療歴のない患者に対する有効性・安全性未確立
5)3臨床試験に組み入れられた患者のホルモン受容体・HER2の発現状況等について,添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性・安全性を十分理解の上,適応患者を選択
6)3手術の補助化学療法としての有効性・安全性未確立
7)4成人腎血管筋脂肪腫,上衣下巨細胞性星細胞腫及びてんかん部分発作の場合,臨床試験組入患者の腫瘍径やてんかん発作型等について添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性・安全性を十分理解の上,適応患者を選択
8)4成人腎血管筋脂肪腫,上衣下巨細胞性星細胞腫及びてんかん部分発作以外の症状に対する有効性・安全性未確立.これらの患者に投与する場合は,リスク・ベネフィットを十分考慮
9)4てんかん部分発作の場合,単剤での投与及び抗てんかん薬で十分な効果が認められる患者に対する併用投与における有効性・安全性未確立
用法
121日1回10mg 経口(適減) 3内分泌療法剤と併用において,1日1回10mg 経口(適減) 4に伴う腎血管筋脂肪腫 1回10mg 経口(患者の状態・トラフ濃度により増減) 4上記以外 1日1回3.0mg/m2 経口(患者の状態・トラフ濃度により増減) 〔分散錠〕水に分散して経口投与 注意
①食後に投与→Cmax及びAUCが低下の報告→投与時