適応
イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)の集積部位の確認 注意本剤はイットリウム(90Y)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)の集積部位を確認するものであり,腫瘍に対する有効性は得られない
用法
リツキシマブ(遺伝子組換え)を点滴静注後,速やかに,インジウム(111In)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換えとして)130MBqを,静脈内に10分間かけて投与 ►本セットの注射液調製用無菌バイアルに適量の注射液調製用酢酸ナトリウム溶液と塩化インジウム(111In)溶液145MBqを入れ,これにイブリツモマブ チウキセタン溶液1.0mLを加えて混和し,適量の注射液調製用緩衝液を加えてインジウム(111In)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)注射液とする 注意
①治療は,通常,以下のスケジュールで実施
a)1日目:リツキシマブ(遺伝子組換え)250mg/m2を点滴静注し,点滴終了後4時間以内に,インジウム(111In)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)注射液として130MBqを静脈内に10分間かけて1回投与
b)3~4日目:本剤投与の48~72時間後にガンマカメラによる撮像を行い,イットリウム(90Y)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)注射液投与の適切性を確認.適切性の評価が不確定な場合は,1日以上の間隔をあけて追加撮像し,再度適切性を検討
c)7~9日目:リツキシマブ(遺伝子組換え)250mg/m2を点滴静注し,点滴終了後4時間以内にイットリウム(90Y)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)注射液を静脈内に10分間かけて1回投与
②標識率が95%未満の本剤は使用禁(有効性及び安全性は未確立)
③投与に際し,以下の事項に留意
a)投与量は,適切に校正された放射線測定器にて,投与の直前に確認
b)投与は0.22μm径の静注フィルター(蛋白低吸着