適応
再発又は難治性のCD22陽性の急性リンパ性白血病 注意
1)フローサイトメトリー法等の検査によって,CD22抗原が陽性であることが確認された患者に使用
2)臨床試験に組み入れられた患者の前治療歴等について,添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で,適応となる患者の選択を行う
3)本剤投与による造血幹細胞移植(HSCT)施行後の全生存期間への影響は,既存の化学療法と同程度ではない可能性が示唆されていることから,HSCTの施行を予定している患者に対する本剤の投与については,本剤以外の治療の実施を十分検討した上で慎重に判断
用法
1日目は0.8mg/m2(体表面積),8及び15日目は0.5mg/m2(体表面積)を1日1回,1時間以上かけて点滴静脈内投与した後,休薬.1サイクル目は21~28日間,2サイクル目以降は28日間を1サイクルとし投与を繰り返す.投与サイク