適応
再発又は難治性のCD33陽性の急性骨髄性白血病 注意
1)使用に際し,必要性を慎重に検討.又,本剤の使用は他の再寛解導入療法の適応がない以下のいずれかの患者を対象
a)再寛解導入療法(シタラビン大量療法等)に不応或いは抵抗性があると予測される難治性の患者
b)高齢者(60歳以上の初回再発患者)
c)再発を2回以上繰り返す患者
d)同種造血幹細胞移植後の再発患者
e)急性前骨髄球性白血病患者で,再寛解導入療法(トレチノイン療法等)に不応或いは抵抗性があると予測される患者
2)以下の患者群に対して,本剤の有効性及び安全性は未確立
a)骨髄異形成症候群から進行した急性骨髄性白血病患者(使用経験が少ない):骨髄異形成症候群の海外臨床試験で,本剤の有効性が示されず,かつ,致死的な転帰に至る重篤な副作用の発現等の安全性上に極めて重大な懸念があることが示されている
b)抗悪性腫瘍剤に関連して発症した二次性の急性骨髄性