適応
1再発又は難治性の慢性リンパ性白血病
2同種造血幹細胞移植の前治療 注意2臨床試験に組み入れられた患者の原疾患,ドナーの種類等について,添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性・安全性を十分理解の上,適応患者を選択
用法
11日1回3mgの連日点滴静注から開始し,1日1回10mgを連日点滴静注した後,1日1回30mgを週3回隔日に点滴静注.但し,投与開始から12週間までの投与とする(適減) 21日1回0.16mg/kgを6日間点滴静注 注意
①infusion reactionを軽減する為,投与前に抗ヒスタミン薬及び解熱鎮痛薬を投与.更に,投与前に副腎皮質ステロイド剤を投与するとinfusion reactionが軽減されることあり
②投与中にGrade1又はGrade2のinfusion reactionが認められた場合は,直ちに投与中断,副腎皮質ステロイドを投与.回復した場合,投与再開可
③1いずれの用量も1日量を2時間以上かけて点滴静注
④11日1回3mg及び1日1回10mgの連日点滴静注で,Grade3以上のinfusion reactionが認められない場合,1日1回3mgでは1日1回10mgの連日点滴静注に,1日1回10mgでは1日1回30mgの週3回隔日点滴静注に,それぞれ増量可能
⑤1他の抗悪性腫瘍剤との併用で,有効性及び安全性は未確立
⑥1投与中に好中球数減少及び血小板数減少の際は,以下を参考に本剤の用量を調節.尚,ベースライン時の好中球絶対数が500/μL以下での有効性及び安全性は未確立
a)休薬,中止又は再開基準:ベースラインの好中球絶対数が500/μL超で治療を開始で,好中球絶対数が250/μL未満となった場合,又はベースラインの血小板数が25,000/μL超で治療を開始で,血小板数が25,000/μL以下となった場合
b)初回発現時:休薬.好中球絶対数500/μ