診療支援
薬剤

サリドマイド新様式EH運転×
4290
thalidomide
サレド Thaled(藤本)
 カプセル:25・50・100mg

適応

1再発又は難治性の多発性骨髄腫

2らい性結節性紅斑

3クロウ・深瀬(POEMS)症候群

注意

1)1最低1つの標準的な治療が無効又は治療後に再発した患者を対象とし,本剤以外の治療の実施についても慎重に検討の上,投与を開始

2)2NSAIDs等が十分奏効するような軽症のらい性結節性紅斑に対しては,本剤使用の前に他剤の使用を考慮

3)2皮膚症状以外のらい性結節性紅斑の症状に対する本剤の有効性は明確なエビデンスが得られてない

4)2本剤はらい菌に対する抗菌薬ではない→らい菌感染に対する治療には適切な抗菌薬を使用

5)3添付文書の「臨床成績」の内容を熟知し,有効性及び安全性を十分理解し,国内のガイドラインを参考に,本剤以外の治療の選択肢についても十分検討の上で,投与の適否を判断

6)3移植を伴う大量化学療法適応の3に対する地固め療法,維持療法における有効性・安全性は未確立

用法

11日1回100mgを就寝前に経口(増減) 1日400mgを超えない 21日1回就寝前に経口 50~100mgより投与開始 症状緩和まで必要に応じて漸増 1日400mgを超えない 症状の改善に伴い漸減し,より低い維持用量で症状をコントロール 31回100mgを隔日投与から開始 1週間以上の間隔をあけて1日1回200mgまで漸増 いずれも就寝前経口投与(増減) 1日300mgを超えない 注意

11日1回100mgより開始し,効果不十分な場合には4週間間隔で100mgずつ漸増

1用量調整の際は,国内臨床試験で使用された以下の減量・休薬,中止基準を考慮

a)投与量100mg:休薬(Grade2の非血液毒性又はGrade3の血液毒性が認められた場合),中止(深部静脈血栓症,Grade4の血液毒性又はGrade3以上の非血液毒性)

b)投与量200mg以上:減量(Grade2の非血液毒性又はGrade3の血液毒性が認められた場合,100m

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