適応
再発又は難治性の急性前骨髄球性白血病 注意染色体検査〔t(15;17)転座〕又は遺伝子検査(PML-RARα遺伝子)により急性前骨髄球性白血病と診断された患者に使用.本剤により完全寛解を得た後に再発した急性前骨髄球性白血病に対して,本剤の有効性・安全性は未確立
用法
0.15mg/kgを5%ブドウ糖液或いは生食液に混合して100~250mLとし,1~2時間かけて投与 〔寛解導入療法〕骨髄寛解が得られるまで1日1回静脈内投与.合計投与回数は60回を超えない 〔寛解後療法〕寛解が得られた場合には,寛解導入終了後3~6週間後に開始.5週間の間に1日1回,計25回静脈内投与 注意
①投与に際し,5%ブドウ糖液或いは生食液に混合して使用し,他の薬剤又は輸液と混合しない
②本剤投与時に,急性の血管収縮・拡張に伴う症状(低血圧,めまい,頭部ふらふら感,潮紅,頭痛等)が認められた場合には4時間まで投与時間を延