適応
ソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍 注意臨床試験の登録患者の原発部位,ソマトスタチン受容体陽性の判定方法,前治療歴等について,添付文書「17.臨床成績」の項の内容を熟知し,有効性・安全性を十分理解の上,適応患者の選択を行う.特に消化管以外を原発とする神経内分泌腫瘍患者への投与は,本剤以外の治療も慎重に検討
用法
1回7.4GBqを30分かけて8週間間隔で最大4回まで点滴静注(適減) 注意
①腎被曝の低減の為,1,000mL中にアミノ酸としてL-リシン塩酸塩及びL-アルギニン塩酸塩を各々25gのみを含有する輸液製剤を投与30分前から投与
②血小板数減少(Grade2以上),腎機能障害(Ccrが40mL/分未満の場合又はCcrがベースラインから40%以上低下し,かつ血清クレアチニン値がベースラインから40%以上上昇した場合),上記以外の副作用(Grade3以上)発現の際は,次の基準を考慮して休薬,減量又は中止(GradeはNCI-CTCAE v4.0に準じる)
a)3.7GBqに減量
b)減量後に再発が認められない場合,7.4GBqへの再増量可
c)前回投与から16週以内に回復しない又は減量後に再発→中止
!警告
施設緊急対応.医師がん化学療法及び放射線治療に十分な知識,経験.IC
禁忌
1)過敏症
2)妊婦・妊娠
注意
〈基本〉
①骨髄抑制の発現があるので,投与中は定期的に血液検査を行い,状態を十分に観察
②腎機能障害の発現があるので,投与中は定期的に腎機能検査を行い,状態を十分に観察
③骨髄異形成症候群,急性骨髄性白血病の発現があるので,投与中及び投与後は定期的に血液検査を行い,状態を十分に観察
〈適用上〉投与時:バイアルの内容液を生食により投与ラインへ押し出し,希釈しながら投与.本剤3.7GBq投与の際は,バイアル内容液を抜き取り,液量を12.5mLに事前に調整 〈その他〉放射線曝露により,二
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