適応
1腎移植における拒否反応の抑制
2原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群(副腎皮質ホルモン剤のみでは治療困難な場合に限る.又,頻回再発型のネフローゼ症候群を除く)
3ループス腎炎(持続性蛋白尿,ネフローゼ症候群又は腎機能低下が認められ,副腎皮質ホルモン剤だけでは治療困難な場合に限る)
4関節リウマチ(過去の治療において,NSAIDs,更に他の抗リウマチ薬の少なくとも1剤により十分な効果の得られない場合に限る)
注意
1)2副腎皮質ホルモン剤のみでは十分な治療効果が認められない患者,又は,副作用,合併症等により副腎皮質ホルモン剤の減量が必要な患者に限る.特に副腎皮質ホルモン剤の1日投与量がプレドニゾロン換算で20mg以上の患者には減量目的とする場合に限る
2)3次の条件をいずれも満足する患者に限る
a)臨床的に全身性エリテマトーデス(SLE)と診断され,米国リウマチ協会の1982年改訂SLE分類