診療支援
薬剤

バシリキシマブ(遺伝子組換え)新様式H
6399
basiliximab(genetical recombination)
シムレクト Simulect(ノバルティス)
 静注用:20(21.5)mg/V 小児用静注用:10(10.9)mg/V

適応

腎移植後の急性拒絶反応の抑制

用法

40mgを総用量とし,20mgずつ2回に分けて静注.幼児・小児では20mgを総用量とし,10mgずつ2回に分けて静注.初回は移植術前2時間以内に,2回目は移植術4日後に行う ►1Vを添付の溶解液(注射用水)5mL(小児用は2.5mL)で溶解(激しい振盪を回避)し全量投与 ►点滴静注の際は,生食液又は5%ブドウ糖液で50mL以上に希釈し,20~30分で投与(又,溶液を混和する際は点滴バッグを激しく振盪しない) 注意

①移植術を受けることが確実であるときのみ投与開始

②腎移植において一般的に用いられる免疫抑制療法に加えて投与

③初回投与後に高度の過敏症反応や移植臓器廃絶が生じた場合は,2回目の投与中止

④再移植等で,本剤又は他のマウス由来製剤の投与歴のある患者の場合は,過敏症反応の発現に十分注意

⑤小児:体重35kg以上では,40mgを総用量とし,20mgずつ2回に分

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