適応
〈適応菌種〉フラジオマイシン感性菌 〈適応症〉外眼部・前眼部の細菌感染を伴う炎症性疾患,外耳の湿疹・皮膚炎,耳鼻咽喉科領域における術後処置
用法
1日1~数回塗布(増減)
禁忌
1)過敏症
2)過敏症〔アミノグリコシド系抗生物質(ストレプトマイシン,カナマイシン,ゲンタマイシン等),バシトラシン〕
3)鼓膜穿孔(薬剤が内耳に移行し,内耳障害の恐れ)
注意
〈基本〉
①非可逆性の難聴が現れることがあるので,使用中は特に聴力の変動に注意し,長期間連用不可
②感作に注意→徴候発現で中止
③眼内圧亢進,緑内障→定期的に眼内圧検査
④長期間連用不可
〈適用上〉
①交付時
a)〔眼部〕汚染防止の為,塗布時に先端が目に触れないよう注意
b)〔眼部〕他の点眼剤併用時は,本剤を最後に使用.少なくとも5分以上あける
c)〔眼部(結膜内塗布)〕患眼を開瞼し結膜嚢内に塗布,閉瞼して軟膏が全体に広がった後,開瞼
d)〔眼部(結膜内塗布)〕軟膏が眼