診療支援
薬剤

塩酸ロメフロキサシン新様式
1319・1329
lomefloxacin hydrochloride(LFLX)
ロメフロン Lomeflon(千寿)
 点眼液:0.3%(ロメフロキサシンとして)(5mL/本)
 耳科用液:0.3%(5mL/本)
 ミニムス眼科耳科用液:0.3%(0.5mL/本)

適応

〈適応菌種〉〔眼科用〕ロメフロキサシンに感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,腸球菌属,ミクロコッカス属,モラクセラ属,コリネバクテリウム属,バシラス属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌,ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌),シュードモナス属,緑膿菌,バークホルデリア・セパシア,ステノトロホモナス(ザントモナス)・マルトフィリア,アシネトバクター属,フラボバクテリウム属,アクネ菌 〔耳科用〕ロメフロキサシンに感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,腸球菌属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,プロテウス属,プロビデンシア属,シュードモナス属,緑膿菌,アシネトバクター属,アルカリゲネス属 〈適応症〉〔眼科用〕眼瞼炎,涙嚢炎,麦粒腫,結膜炎,瞼板腺炎,角膜炎(角膜潰瘍を含む),眼科周術期の無菌化療法 〔耳科用〕外耳炎,中耳炎 注意中耳炎では,「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し,抗菌薬投与の必要性を判断の上,投与が適切と判断される場合に投与

用法

眼科用:1回1滴 1日3回 点眼(増減) 耳科用:1回6~10滴点耳し,約10分間の耳浴を1日2回(増減) 注意原則として感受性を確認し,最小限の期間使用

禁忌

過敏症

注意

〈基本〉長期間使用禁止 〈適用上〉

〔ミニムス〕使用時,開栓時の容器破片除去のため最初の2~3滴は捨てる

〔ミニムス〕シングルユースタイプの製剤で,保存剤を含有しないので,必ず1本で1回の使用に限定し,使用後容器は廃棄

〔ミニムス〕アルミ内袋又は投薬袋に入れて遮光保存

〔ミニムス〕使用時は,回転するようにねじって1本を切り離し,開栓は薬液が入っていない部分を持ちねじ切る

〔眼科用〕患眼を開瞼して結膜嚢内に点眼,1~5分間閉瞼して涙嚢部を圧迫させた後,開瞼する

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