適応
緑内障,高眼圧症 注意原則として,単剤での治療を優先
用法
1回1滴 1日1回点眼 注意頻回投与により眼圧下降作用が減弱の可能性→1日1回を超えて投与しない
禁忌
1)過敏症
2)気管支喘息,又はその既往歴,気管支痙攣,重篤な慢性閉塞性肺疾患(β受容体遮断による気管支平滑筋収縮作用により,喘息発作の誘発・増悪)
3)コントロール不十分な心不全,洞性徐脈,房室ブロック(Ⅱ,Ⅲ度),心原性ショック(β受容体遮断による陰性変時・変力作用により,これらの症状を増悪)
注意
〈基本〉
①全身的に吸収される可能性,β遮断剤全身投与時と同様の副作用発現に留意
➋投与により,虹彩や眼瞼への色素沈着(メラニンの増加)による色調変化,又は眼周囲の多毛化あり.これらは投与継続によって徐々に進行し,中止により停止.眼瞼色調変化及び眼周囲の多毛化については,投与中止後徐々に消失,又は軽減する可能性があるが,虹彩色調変化については投