適応
1中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性
2網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫
3病的近視における脈絡膜新生血管
4糖尿病黄斑浮腫
5血管新生緑内障
6未熟児網膜症(バイアル製剤のみ)
注意
1)1~5治療開始に際し,疾患・病態による視力,視野等の予後を考慮し,投与の要否を判断
2)2不可逆的な虚血性視機能喪失の臨床的徴候が認められる網膜中心静脈閉塞症への投与は避けることが望ましい
3)5前緑内障期における有効性・安全性は未確立
4)6自然治癒が期待できる軽症例及び外科的手術の適応となる重症例における本剤の投与意義が明確でない→本剤による治療開始に際し,状態や病変位置,病期,病型による重症度等を考慮し,投与要否を判断
用法
1導入期:2mg(0.05mL)を1カ月毎に1回,連続3回硝子体内投与 維持期:通常,2カ月毎に1回,硝子体内投与 ►症状により投与間隔を適宜調節するが,1カ月以上あける 231回2mg(0.05mL)硝子体内投与.投与間隔は1カ月以上あける 41回2mg(0.05mL)を1カ月毎に1回,連続5回硝子体内投与.その後通常,2カ月毎に1回硝子体内投与 ►症状により投与間隔を適宜調節するが,1カ月以上あける 51回2mg(0.05mL)硝子体内投与 ►必要な場合は再投与できるが,1カ月以上あける 61回0.4mg(0.01mL)硝子体内投与 ►必要な場合は再投与できるが,1カ月以上あける 注意1~5両眼に治療対象となる病変がある場合は,両眼同時治療の有益性と危険性を慎重に評価した上で投与.尚,初回治療における両眼同日投与は避け,片眼での安全性を十分に評価した上で対側眼の治療を行う 2
①視力等の測定は1カ月に1回を目安に行い,その結果及び患者の状態を継続的に観察し,投与の要否について慎重に判断
②投与開始後,視力が安定するまでは,1カ月に1回投与が望ましい
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①定期的に視力等を測定し,そ