適応
アレルギー性鼻炎
用法
カ1回1カプセル(400μg) 1日1回 専用噴霧器を用いて鼻腔に噴霧 末1日1回,各鼻腔に1噴霧ずつ 注意
①カ噴霧用であり,必ず専用噴霧器を用いて噴霧し,内服しない
②カ末十分な臨床効果を得るためには継続的に使用
禁忌
1)有効な抗菌剤の存在しない感染症,全身の真菌症(症状を増悪)
2)過敏症
注意
〈基本〉
①重症な肥厚性鼻炎や鼻茸では,鼻腔内での作用を確実にするため,症状がある程度減少するよう他の療法を併用するとよい
②投与期間中に鼻症状の悪化の際は,抗ヒスタミン薬等の抗アレルギー剤又は,全身性ステロイド剤を短期間併用し,症状の軽減に合わせて併用薬剤を徐々に減量
③通年性の患者で長期使用の際は,症状の改善状態が持続するようであれば,減量又は休薬
④投与後,全身性ステロイド剤を減量する場合は,噴霧開始後症状の安定をみて徐々に行う→一般のステロイド剤の減量法に準ずる
⑤長期又は大量の全身性ステロイド療法患者では副腎皮質機能不全が考えられるので,本剤投与後,全身性ステロイド剤を減量又は離脱する場合,減量中並びに離脱後も副腎皮質機能検査を行い,外傷,手術,重症感染症等の侵襲には十分に注意
⑥投与後,全身性ステロイド剤を減量又は離脱する場合,気管支喘息,時に湿疹,蕁麻疹,眩暈,動悸,倦怠感,顔のほてり,結膜炎等の症状が発現・増悪→適切な処置
〈適用上〉
①定められた用法・用量を厳守するよう指導
②鼻粘膜への噴霧のみに使用.カ粉末剤(外用剤)なので,内服させない
③専用噴霧器の使用説明書に沿って,使用方法を指導
④カ専用噴霧器(ツインライザー)を用い,使用説明書に従って息を止めた状態で鼻腔内に4回噴霧
⑤末使用説明書に従って,充填操作を行い,息を止めた状態でポンプ部を押して鼻腔内に噴霧させる.一連の操作を各鼻腔について行う
⑥鼻汁の多い場合は,十分鼻をかんだ後,噴霧
⑦末アルミ袋開封後は,なるべ