適応
シェーグレン症候群患者の口腔乾燥症状の改善
用法
1回30mgを1日3回
禁忌
1)重篤な虚血性心疾患(心筋梗塞,狭心症等)(冠状動脈硬化に伴う狭窄所見を冠状動脈攣縮により増強し,虚血性心疾患の病態を悪化)
2)気管支喘息及び慢性閉塞性肺疾患(気管支収縮作用及び気管支粘液分泌亢進のため,症状を悪化)
3)消化管及び膀胱頸部に閉塞(消化管又は膀胱筋を収縮又は緊張させ,症状を悪化)
4)てんかん(発作の恐れ)
5)パーキンソニズム又はパーキンソン病(症状を悪化)
6)虹彩炎(縮瞳が症状を悪化)
注意
〈基本〉
①効果が認められない場合には,漫然と長期にわたり投与しない
➋運転注意縮瞳あり→夜間の運転等及び暗所での危険を伴う機械の操作に注意
患者背景
〈合併・既往〉
①高度の唾液腺腫脹及び唾液腺の疼痛(症状悪化)
②間質性肺炎(増悪)
③膵炎(膵液の分泌が亢進し,症状悪化)
④過敏性腸疾患(腸管運動が亢進し,症状悪化)
⑤消化性潰