適応
過活動膀胱における尿意切迫感,頻尿及び切迫性尿失禁 注意
1)本剤適用の際,十分な問診により臨床症状を確認すると共に類似の症状を呈する疾患(尿路感染症,尿路結石,膀胱癌や前立腺癌等の下部尿路における新生物等)がある事に留意し,尿検査等により除外診断を実施.尚,必要に応じて専門的な検査も考慮
2)下部尿路閉塞疾患(前立腺肥大症等)を合併している患者では,それに対する治療を優先
用法
50mgを1日1回食後に経口
禁忌
過敏症
患者背景
〈合併・既往〉重篤な心疾患(心拍数増加等により症状悪化) 〈肝〉高度肝機能障害(血中濃度上昇)
〈妊婦〉有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止 〈小児〉臨床試験は未実施 〈高齢〉慎重に
相互
本剤はCYP3A4又はP糖蛋白の基質である事が示唆されている 〈併用注意〉
1)アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール等),HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル等):ケトコナゾールと