適応
過活動膀胱における尿意切迫感,頻尿及び切迫性尿失禁 注意
1)適用する際は十分な問診により臨床症状を確認すると共に,類似の症状を呈する疾患(尿路感染症,尿路結石,膀胱癌や前立腺癌等の下部尿路における新生物等)があることに留意し,尿検査等により除外診断を実施.尚,必要に応じて専門的な検査も考慮
2)下部尿路閉塞疾患(前立腺肥大症等)合併患者では,それに対する治療を優先
3)過活動膀胱の症状を明確に認識できない認知症又は認知機能障害は使用対象とはならない
用法
1日1回,1枚(73.5mg)を下腹部,腰部又は大腿部のいずれかに貼付し,24時間毎に貼り替える
禁忌
1)尿閉(抗コリン作用により排尿時の膀胱収縮が抑制され,症状悪化)
2)閉塞隅角緑内障(抗コリン作用により眼圧が上昇し,症状悪化)
3)重篤な心疾患(抗コリン作用により頻脈,心悸亢進を起こし心臓の仕事量が増加)
4)幽門,十二指腸又は腸管が閉塞及び麻
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