診療支援
薬剤

含糖酸化鉄新様式
3222
saccharated ferric oxide
フェジン Fesin(日医工)
 静注:Fe:40mg/2mL/A

適応

鉄欠乏性貧血

用法

1日40~120mg(鉄として) 2分以上かけて徐々に静注(増減) ►経口鉄剤の投与困難又は不適当な場合に限り使用 注意予め必要鉄量を算出し,投与中も定期的に血液検査を実施し,フェリチン値等を確認するなど過量投与とならないよう注意 ►総投与鉄量(mg)=〔2.72(16-治療前Hb値g/dL)+17〕×(体重kg)

禁忌

1)鉄欠乏状態にない患者(鉄過剰症の恐れ)

2)重篤な肝障害

3)過敏症

注意

〈基本〉

①経口鉄剤の投与が困難又は不適当な場合に限り使用

②効果が得られない場合は中止→合併症等について検索

〈適用上〉

①調製時

a)配合pH等の変化により配合変化が起こり易い→他の薬剤との配合注意

溶解希釈する場合→通常用時10~20%ブドウ糖で5~10倍に希釈

②投与時

a)注射速度に留意

b)血管外漏出に十分注意→血管外漏出の場合には,漏出部位周辺に色素沈着あり.又,疼痛,知覚異常,腫脹等の局

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