適応
血液凝固第Ⅷ因子又は第Ⅸ因子インヒビター保有患者に対し,血漿中の血液凝固活性を補いその出血傾向を抑制
用法
出血時:1回50~100単位/kg 8~12時間間隔で緩徐に静注・点滴静注(増減) ►2単位/kg/分を超える注射速度は回避 ►原則,1日最大投与量は200単位/kgを超えない 定期的投与:70~100単位/kgを1日おき ►1Vを添付の溶解液で溶解 注意出血症状及び治療歴等を総合的に判断して使用.尚,出血時投与の効果が認められない場合は,他剤への切り替えを検討.出血時投与後,定期的な投与開始は,直近の投与から目安として1日以上間隔をおく
!警告
エミシズマブ(遺伝子組換え)の臨床試験で,本剤との併用において重篤な血栓塞栓症及び血栓性微小血管症の発現が複数例に認められている.エミシズマブ(遺伝子組換え)投与中及び投与中止後6カ月間は,治療上やむを得ない場合を除き,本剤の投与を避ける(