適応
1血液凝固第Ⅷ因子欠乏患者に対し,血漿中の血液凝固第Ⅷ因子を補い,その出血傾向を抑制
2〔コンファクトF,コンコエイト-HT〕von Willebrand病患者に対し,血漿中のvon Willebrand因子を補い,その出血傾向を抑制
用法
11回250~2,000国際単位(増減) 21回リストセチンコファクター活性(RCof) 〔コンコエイト-HT〕500~4,000単位(増減) 〔コンファクトF〕750~6,000単位(増減) ►製剤に添付された溶解液全量で溶解し,静注又は点滴 ►5mL/分を超える注射速度は避ける
注意
〈基本〉〔患者への説明〕血漿分画製剤共通事項→ 1.患者への説明参照
①肝炎ウイルス等のウイルス感染の危険性を完全に否定できない→症状が現れた場合には適切な処置
②血中に血液凝固第Ⅷ因子に対するインヒビター発生の恐れ.特に,血液凝固第Ⅷ因子製剤による補充療法開始後,投与回数が少