適応
血液凝固第Ⅸ因子欠乏患者における出血傾向の抑制
用法
1回50国際単位(IU)/kg(増減).定期的投与:35~50IU/kgを1回/7日.又,状態に応じて75IU/kgを1回/14日に変更も可.更に,14日に1回投与し,6カ月以上状態が安定している12歳以上の患者では100IU/kgを1回/21日に変更も可.尚,いずれの投与間隔においても投与量調節するが,7日又は14日に1回投与の場合は75IU/kg,21日に1回投与の場合は100IU/kgを超えない ►添付の溶解液全量で溶解し緩徐に静注 注意
①1IU/kg投与により,循環血漿中の血液凝固第Ⅸ因子レベルが12歳以上では1.3%(1.3IU/dL),12歳未満では1%(1IU/dL)の上昇が見込まれる.患者の状態と反応により調整.必要量は次の計算式で算出.必要量(IU)=体重(kg)×血液凝固第Ⅸ因子の目標上昇値(%又はIU/dL)×上昇