適応
直接作用型第Xa因子阻害剤(アピキサバン,リバーロキサバン又はエドキサバン)投与中の患者における生命を脅かす又は止血困難な出血の発現時の抗凝固作用の中和 注意
1)直接作用型第Xa因子阻害剤(アピキサバン,リバーロキサバン又はエドキサバン)の種類,最終投与時の1回投与量,最終投与からの経過時間,患者背景(直接作用型第Xa因子阻害剤の薬物動態に影響する可能性がある腎機能等)等から,直接作用型第Xa因子阻害剤による抗凝固作用の発現期間であることが推定される患者にのみ使用
2)アピキサバン,リバーロキサバン又はエドキサバン以外の抗凝固剤による抗凝固作用の中和には使用しない
用法
直接作用型第Xa因子阻害剤の種類,最終投与時の1回投与量,最終投与からの経過時間に応じて,次のA又はB法により静脈内投与
①A法:400mgを30mg/分で静脈内投与し,続いて480mgを4mg/分で2時間静注
②B法:800m