適応
1腎性貧血
2貯血量が800mL以上で1週間以上の貯血期間を予定する手術施行患者の自己血貯血
注意
1)1投与対象は貧血症に伴う日常生活に支障が認められる透析導入前の腎性貧血(血清Cr濃度で2mg/dL以上,Ccrが30mL/min以下)及びCAPD施行中の腎性貧血とする.尚,投与の目安はHb濃度10g/dL(Ht値30%)未満とする
2)2投与は手術施行予定患者で貯血式自己血輸血施行例とする.尚,骨髄機能障害を伴う疾患における自己血貯血には,本剤の効果及び安全性は未確認のため投与しない
用法
1投与初期:1回6,000IU 週1回 皮下注 維持量:貧血改善効果が得られた場合 1回6,000~12,000IU 2週に1回 皮下注(増減) 小児1回100IU/kg 週1回 皮下注(増減) ►貧血改善効果の目標値:Hb濃度で10g/dL(Ht値で30%)前後 2待機的手術予定患者に対し,Hb濃度で13