適応
1癌化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制
2同種末梢血幹細胞移植のための造血幹細胞の末梢血中への動員(シリンジのみ)
注意
1)1臨床試験に組み入れられた患者における発熱性好中球減少症発現のリスク等について,添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し,本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で,適応患者の選択を行う
2)1国内外の最新のガイドライン等を参考に使用
3)2添付文書の「臨床成績」の項の内容を熟知し,本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で,本剤以外の顆粒球コロニー形成刺激因子製剤の使用についても慎重に検討
用法
1癌化学療法剤投与終了後の翌日以降,3.6mgを化学療法1サイクルあたり1回皮下投与 27.2mgを1回皮下投与 注意
①1癌化学療法剤の投与開始10日前から投与終了後24時間以内に本剤を投与した場合の安全性は未確立
②2本剤投与日を1日目として,末梢血幹細胞採取は4~6日目に施行