適応
1高齢者又は肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者における肺炎球菌(血清型1,3,4,5,6A,6B,7F,9V,14,18C,19A,19F,22F,23F及び33F)による感染症の予防
2小児における肺炎球菌(血清型1,3,4,5,6A,6B,7F,9V,14,18C,19A,19F,22F,23F及び33F)による侵襲性感染症の予防
注意
1)含有血清4型以外の肺炎球菌による感染症又は他の起炎菌による感染症予防は不可
2)ジフテリアの予防接種に転用不可
3)肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる者とは次の状態の者を指す
a)慢性的な心疾患,肺疾患,肝疾患又は腎疾患
b)糖尿病
c)基礎疾患若しくは治療により免疫不全状態又はその状態が疑われる
d)先天的又は後天的無脾症
e)鎌状赤血球症又はその他の異常Hb症
f)人工内耳の装用,慢性髄液漏等の解剖学的要因により生体防御能