適応
ヒトパピローマウイルス(HPV)6,11,16,18,31,33,45,52及び58型の感染に起因する次の疾患の予防
1子宮頸癌(扁平上皮細胞癌及び腺癌)及びその前駆病変〔子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)1,2及び3並びに上皮内腺癌(AIS)〕
2外陰上皮内腫瘍(VIN)1,2及び3並びに腟上皮内腫瘍(VaIN)1,2及び3
3尖圭コンジローマ
注意
1)HPV6,11,16,18,31,33,45,52及び58型以外のHPV感染に起因する子宮頸癌又はその前駆病変等の予防効果は未確認
2)接種時に感染が成立しているHPVの排除及び既に生じているHPV関連の病変の進行予防効果は期待できない
3)本剤の接種は定期的な子宮頸癌検診の代わりではない.本剤接種に加え,子宮頸癌検診の受診やHPVへの曝露,性感染症への注意が重要
4)本剤の予防効果の持続期間は未確立
用法
9歳以上の女性に1回0.5mLを合計3回,筋注.2