適応
ジフテリアの予防
用法
10歳以上 1回0.5mL以下 皮下注 注意同時接種:医師が必要と認めた場合は他のワクチンと同時接種可(他剤との混合不可)
禁忌
〈接種不適当者〉
1)明らかな発熱
2)重篤な急性疾患にかかっていることが明らか
3)本剤の成分によってアナフィラキシーの既往
4)その他,予防接種を行うことが不適当な状態
注意
〈基本〉
①「予防接種実施規則」及び「定期接種実施要領」に準拠して使用
②接種前に必ず問診,検温及び診察(視診,聴診等)によって健康状態を調べる
➌接種当日は過激な運動は避け,接種部位を清潔に保ち,又,接種後の健康監視に留意,局所の異常反応や体調の変化,更に高熱,痙攣等の異常な症状を呈した場合は,速やかに医師の診察を受けるよう事前に説明
〈接種時〉
①接種用器具は,滅菌されたディスポーザブル品を使用
②所要量を注射器内に吸引する.雑菌が迷入しないよう注意.又,栓を取り外し,或いは他の容器に移し使用しない
③注射針の先端が血管内に入っていないことを確認
④注射針及び注射筒は被接種者毎に取り換える
⑤注射部位:通常,上腕伸側とし消毒.同一接種部位に反復して接種することはできるだけ避ける
〈取扱上〉
①凍結させたものは使用禁
②使用前には必ず異常な混濁,着色,異物の混入その他の異常を確認
③室温になってから,必ず振り混ぜ均等にして使用.特に本剤は沈降しやすいので吸引に際してはそのつどよく振り混ぜる
④保存剤を含有していないので一度針をさしたものは無菌性が保持できなくなる.所要量を吸引後残液がある場合でも速やかに残液は処分
〈妊婦〉妊A原則禁忌,有益のみ(未確立) 〈高齢〉慎重に
費用負担等
薬価基準適用外
慎重
〈接種要注意者〉健康状態及び体質を勘案し,診察及び接種適否の判断を慎重に行い,必要性,副反応,有用性について十分説明し,同意を確実に得た上で接種
1)心臓血管系疾患,腎臓疾患,肝臓疾患,血液疾患,