適応
1激しい下痢症状の改善及び手術後等の腸管蠕動運動の抑制
2激しい疼痛時における鎮痛・鎮静・鎮痙
3激しい咳嗽発作における鎮咳
用法
散末1回30mg 1日100mg 液1回0.5mL 1日1.5mL(増減)
禁忌
1)重篤な呼吸抑制(呼吸抑制増強)
2)気管支喘息発作中(気道分泌妨害)
3)重篤な肝障害
4)慢性肺疾患に続発する心不全(呼吸抑制・循環不全増強)
5)痙攣状態(てんかん重積症,破傷風,ストリキニーネ中毒)(脊髄の刺激効果が現れる)
6)急性アルコール中毒(呼吸抑制増強)
7)過敏症(アヘンアルカロイド)
8)出血性大腸炎〔腸管出血性大腸菌(O157等)・赤痢菌等の重篤な細菌性下痢では症状の悪化,治療期間の延長〕
9)液ジスルフィラム,シアナミド,カルモフール,プロカルバジンを投与中
10)ナルメフェン塩酸塩水和物を投与中又は投与中止後1週間以内
注意
〈基本〉
①連用で薬物依存→慎重に
➋眠気,めまい→運転不