適応
中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛
用法
1日7.5~250mgを持続静脈内又は持続皮下投与(増減) 注意
①持続投与時
a)初回投与:開始前のオピオイド系鎮痛薬による治療の有無を考慮して初回投与量を設定し,既に治療の際はその投与量及び鎮痛効果の持続を考慮して副作用の発現に注意しながら適宜投与量を調節
1.オピオイド系鎮痛薬未使用:疼痛の程度に応じて7.5~12.5mgを1日投与量とすることが望ましい
2.モルヒネ注の持続静脈内投与を本剤に変更:モルヒネ注射剤1日投与量の1.25倍量を1日投与量の目安とすることが望ましい
3.経口オキシコドン製剤から本剤へ変更:オキシコドン製剤1日投与量の0.75倍量を1日投与量の目安とすることが望ましい
4.経皮フェンタニル貼付剤から本剤へ変更:経皮フェンタニル貼付剤剥離後にフェンタニルの血中濃度が50%に減少するまで17時間以上かかることから,剥離直後の