適応
中等度~高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛
用法
1日0.5~25mgを持続静脈内又は持続皮下投与(増減) 注意
①注20mg使用時:20mg注射液(1.0%製剤)は,2mg注射液(0.2%製剤)の5倍濃度の為,製剤の切替は持続注入器の注入速度,注入量を慎重に設定し,過量投与に注意
②持続投与時
a)初回投与:オピオイド鎮痛剤による治療の有無を考慮して初回投与量を設定
1.オピオイド鎮痛剤未使用患者:1日0.5~1.0mgから開始し,鎮痛効果及び副作用の発現状況を観察しながら用量調節
2.オピオイド鎮痛剤使用患者:本剤に変更の場合は,前治療薬の投与量等を考慮し投与量を決める.本剤の1日用量は,ヒドロモルフォンとして,モルヒネ注射剤1日用量の1/8量を目安
3.ヒドロモルフォン経口剤使用患者:本剤に変更の場合は,経口剤1日用量の1/5量を本剤の1日用量の目安
4.フェンタニル貼付剤使用患者:本剤へ変更の場