診療支援
薬剤

フェンタニル新様式運転×
8219
fentanyl
ワンデュロパッチ Oneduro patch(ヤンセン)
 パッチ:0.84・1.7・3.4・5・6.7mg/枚
フェンタニル1日用テープ Fentanyl tape for1day(祐徳)
 テープ:0.84・1.7・3.4・5・6.7mg/枚

適応

非オピオイド鎮痛剤及び弱オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記疾患における鎮痛(ただし,他のオピオイド鎮痛剤から切り替えて使用する場合に限る)

1中等度~高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

2中等度~高度の慢性疼痛における鎮痛

(後発医薬品は1のみ) 注意

1)他のオピオイド鎮痛剤が一定期間投与され,忍容性が確認された患者で,かつオピオイド鎮痛剤の継続的な投与を必要とする癌性疼痛及び慢性疼痛の管理にのみ使用

2)慢性疼痛の原因となる器質的病変,心理的・社会的要因,依存リスクを含めて包括的に診断し,投与の適否を慎重に判断

用法

オピオイド製剤から切り替えて使用.胸部,腹部,上腕部,大腿部等に貼付し,1日(約24時間)毎に貼り替える ►初回貼付用量は本剤投与前に使用していたオピオイド鎮痛剤の用法・用量を勘案して,0.84mg,1.7mg,3.4mg,5mgのいずれかの用量を選択(増減) 注意

①初回貼付用量:6.7mgは推奨されない(初回貼付用量として5mgを超える使用経験はない).初回貼付用量を選択する換算表は,経口モルヒネ量90mg/日(坐剤の場合45mg/日),経口オキシコドン量60mg/日,経口コデイン量270mg/日以上,トラマドール/アセトアミノフェン配合錠(6~8錠),フェンタニル経皮吸収型製剤(3日貼付型製剤)4.2mg(25μg/hr;フェンタニル0.6mg/日)に対して本剤1.7mgへ切り替えるものとして設定.尚,貼付用量は換算表に基づく適切な用量を選択し,過量投与にならないよう注意(換算表は添付文書参照)

②初回貼付時:初回貼付後少なくとも2日間は増量を行わない(血中濃度が定常状態に達するには時間を要するため増量により過量投与となる可能性).他のオピオイド鎮痛剤から初めて切り替えた場合,フェンタニルの血中濃度が徐々に上昇するため,鎮痛効果が得られるまで時間を要する.以下の使用

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