診療支援
薬剤

レミフェンタニル塩酸塩新様式運転×
8219
remifentanil hydrochloride
アルチバ Ultiva(ヤンセン)
 静注用:2・5mg/V(レミフェンタニルとして)
レミフェンタニル(2・5 丸石)

適応

1成人全身麻酔の導入及び維持における鎮痛

2小児全身麻酔の維持における鎮痛

3集中治療における人工呼吸中の鎮痛(後発品のみ)

用法

1他の全身麻酔薬を必ず併用 〔麻酔導入〕0.5μg/kg/分で持続静脈内投与 ►ダブルルーメンチューブの使用,挿管困難等,気管挿管時に強い刺激が予想→1.0μg/kg/分 ►必要に応じ持続静脈内投与前に1.0μg/kgを30~60秒かけて単回静脈内投与可.但し,気管挿管を投与開始から10分以上経過した後行う場合には単回投与の必要なし 〔麻酔維持〕0.25μg/kg/分で持続静脈内投与 ►投与速度:全身状態観察しながら,2~5分間隔で25~100%の範囲で加速又は25~50%の範囲で減速可 最大でも2.0μg/kg/分を超えない ►浅麻酔時:0.5~1.0μg/kgを2~5分間隔で追加単回静脈内投与可 21歳以上の小児では他の全身麻酔薬を必ず併用 〔麻酔維持〕0.25μg/kg/分で持続静脈内投与 ►投与速度:全身状態を観察しながら,2~5分間隔で25~100%の範囲で加速又は25~50%の範囲で減速可.最大でも1.3μg/kg/分を超えない ►浅麻酔時:1.0μg/kgを2~5分間隔で追加単回静脈内投与可 30.025μg/kg/分で持続静脈内投与を開始,全身状態を観察しながら,適切な鎮痛が得られるよう投与速度を適宜調節.投与速度の調節は5分以上の間隔で,0.1μg/kg/分までは最大0.025μg/kg/分ずつ加速又は減速,0.1μg/kg/分を超える場合は25~50%の範囲で加速又は最大25%の範囲で減速.投与速度の上限は0.5μg/kg/分.投与終了時は,10分以上の間隔で最大25%ずつ減速させ,0.025μg/kg/分を目安として投与終了 注意

①BMI25以上(肥満)の用量設定は実際の体重よりも標準体重に基づいて行うことが望ましい

12単独

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