適応
術後鎮痛
用法
手術終了時に,6mL/hr(12mg/hr)を硬膜外腔に持続投与 ►期待する痛覚遮断域,手術部位,年齢,身長,体重,全身状態等により4~10mL/hrの範囲で増減 注意
①持続投与開始時に手術部位(手術創傷部位及び手術操作部位)に痛覚遮断域が到達していない場合は,ロピバカイン等の局所麻酔薬を硬膜外腔に単回投与し,適切な痛覚遮断域を確保
②予め痛覚遮断域を確保するために,術前又は術中からロピバカイン等の局所麻酔薬を投与が望ましい
③術後に局所麻酔薬を単回投与する場合は,血圧低下に注意しながら投与
禁忌
1)大量出血やショック状態(過度の血圧低下)
2)注射部位又はその周辺に炎症(化膿性髄膜炎症状を起こす)
3)敗血症(敗血症性の髄膜炎)
4)過敏症(本剤,アミド型局所麻酔薬)
注意
〈基本〉
①稀にショック或いは中毒症状→投与に際し,十分な問診により全身状態を把握すると共に,異常の際は直ちに救急処