適応
表面麻酔
用法
1回80~200mg(2~5mL)(増減)
禁忌
過敏症(本剤,アミド型局所麻酔薬)
注意
〈基本〉
①ショック或いは中毒症状→十分な問診により全身状態の把握,直ちに救急処置のとれる準備
②ショック又は中毒症状防止のため以下の点に留意
a)全身状態の観察
b)できるだけ薄い濃度を使用
c)部位に応じ,必要最少量の使用.特に他のリドカイン製剤と併用時,総リドカイン量を考慮し過量投与とならないよう注意
d)気道内表面麻酔の場合,吸収が速いので,できるだけ少量で使用
e)外傷,びらん,潰瘍又は炎症部位への投与は吸収が速いので注意
f)前投薬,鎮静薬,鎮痛薬等により呼吸抑制→少量より投与し,必要に応じ追加.高齢者,小児,全身状態不良,肥満,呼吸疾患では特に注意,異常時は適切な処置
③誤嚥・口腔内咬傷の危険増大の恐れ
〈適用上〉
①投与時
a)〔耳鼻咽喉科領域〕鼻腔内,咽喉に刺激性薬物を塗布する前処置,耳管カテーテ
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