診療支援
薬剤

ボソリチド(遺伝子組換え)新様式運転△
3999
vosoritide(genetical recombination)
ボックスゾゴ Voxzogo(BioMarin)
 皮下注用:0.4・0.56・1.2mg/V

適応

骨端線閉鎖を伴わない軟骨無形成症 注意骨端線の閉鎖により成長の可能性がないことが確認された場合,中止

用法

2歳以上には15μg/kg,2歳未満には30μg/kgを1日1回皮下注 ►1回投与量は1mgを超えない 注意皮下注用0.4mg(溶解後液量0.5mL,溶解後濃度0.8mg/mL,採取可能量0.3mL),皮下注用0.56mg(溶解後液量0.7mL,溶解後濃度0.8mg/mL,採取可能量0.5mL),皮下注用1.2mg(溶解後液量0.6mL,溶解後濃度2.0mg/mL,採取可能量0.4mL)

①2歳以上には次を参考に投与量を決定し投与 ※2バイアルを使用して投与量を採取する

②2歳未満には次を参考に投与量を決定し投与

③1日1回投与の薬剤であり,可能な限り同一時間帯に投与

④投与を忘れた場合は,次回投与までの期間が12時間以上であれば気づいた時点で投与し,その後は予め定めた時間帯に投与.次回投与までの期間が12時間未満であれば投与せず,次の予め定めた時間帯に投与

禁忌

過敏症

注意

〈基本〉

➊一過性の血圧低下や血圧低下に伴う症状(めまい,吐き気,疲労,失神等)の発現がある.投与時には適切な水分補給を行うよう指導

➋一過性の血圧低下の発現がある→運転注意

➌自己注射に際して次の点に留意

a)投与法について十分な教育訓練を実施後,患者自ら確実に投与できることを確認の上,医師の管理指導の下で実施

b)全ての器具の安全な廃棄方法について指導を徹底

c)注射方法の説明書を必ず読むよう指導

〈適用上〉

調製時

a)体重及び年齢に基づいて投与に必要なバイアル数を決定

b)冷蔵庫でバイアル及び添付溶解液を保存の場合,調製前に室温に戻しておく

c)各バイアルに添付された溶解液以外は使用しない.バイアルに添付の溶解液全量を加えた後,静かに円を描くように回して溶解(激しく振盪しない).投与用シリンジで必要量を抜き取る

d)用

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