診療支援
薬剤

ラロニダーゼ(遺伝子組換え)新様式
3959
laronidase(genetical recombination)
アウドラザイム Aldurazyme(サノフィ)
 点滴静注液:2.9mg/V

適応

ムコ多糖症Ⅰ型 注意中枢神経系症状に対する有効性は認められていない

用法

1回0.58mg/kgを週1回点滴静注 注意

①►希釈方法:体重当たりで計算した必要量を採取し,生食液で希釈.体重<7kg→50mL,7≦体重≦20kg→100mL,体重>20kg→250mL ►投与速度:初期値10μg/kg/時から開始し,患者の忍容性を確認しながら最初の1時間で15分毎に段階的に上げ,200μg/kg/時以下で投与.最大投与速度に達した後は,投与完了まで維持し,2~3時間かけて投与

②本剤投与により,infusion reaction(潮紅,発熱,頭痛,発疹等)発現の可能性→これらの症状軽減に,解熱鎮痛薬,抗ヒスタミン薬又はその両方を投与開始の60分前に前投与が望ましい

!警告

‍ 投与当日に関連する症状として発現するinfusion reactionのうち,アナフィラキシー反応発現の可能性→緊急時に十分

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