適応
未熟児動脈管開存症で保存療法(水分制限,利尿剤投与等)が無効の場合 注意未熟性を伴う新生児に対して投与
用法
通常3回,初回は10mg/kg,2回目及び3回目は5mg/kgを15分以上かけて24時間間隔で静注 注意
①投与時間の上限は1時間を目安
②無尿又は著しい乏尿(尿量:0.6mL/h/kg未満)が明らかな場合は2回目又は3回目の投与を行わない
③初回又は2回目の投与後,動脈管の閉鎖が得られた場合は再開通の可能性と副作用のリスクを慎重に検討した上で継続の要否を検討
④希釈して投与する場合は5又は10%ブドウ糖注射液又は生食液を使用
⑤中心静脈栄養と同じ静脈ラインで投与する際は中心静脈栄養を中断し,5又は10%ブドウ糖注射液又は生食液を本剤投与前後15分間かけて静注
禁忌
1)動脈管依存性の先天性心疾患(肺動脈閉鎖,ファロー四徴症,大動脈縮窄症等)(当該患者は十分な肺又は全身血流確保の為に動脈管の開存
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