適応
肺動脈性肺高血圧症 注意
1)特発性又は遺伝性肺動脈性肺高血圧症及び先天性心疾患に伴う肺動脈性肺高血圧症以外の肺動脈性肺高血圧症における有効性及び安全性は未確立
2)小児の肺動脈性肺高血圧症の治療に十分な知識及び経験を有する医師の下で,本剤の投与が適切と判断される患者に対して適用を考慮
3)使用にあたっては,最新の治療ガイドラインを参考に投与の要否を検討
用法
通常,乳児,幼児又は小児には,1回2mg/kgを1日2回朝夕,用時,少量の水に分散させ経口投与(但し,最大投与量は1回120mg,1日240mg) 注意
①1歳未満の小児に対する有効性及び安全性は確立していない
②本剤投与中に,AST又はALT値が基準値上限の3倍を超えた場合,用量調節と肝機能検査を以下の基準を参考に行う.〔AST/ALT値→投与法と肝機能検査の実施時期〕(*:再投与は,開始用量から始める.AST,ALT値は3日以内に確認し,