診療支援
薬剤

タダラフィル新様式運転△
219
tadalafil
アドシルカ Adcirca(日本新薬)
 :20mg
タダラフィル(20 各社)

適応

肺動脈性肺高血圧症 注意肺高血圧症に関するWHO機能分類クラスⅠにおける有効性・安全性は未確立

用法

1日1回40mgを経口 注意

①軽度又は中等度の腎障害では1日1回20mg投与

②軽度又は中等度の肝障害では,投与経験は限られていることから,リスク・ベネフィットを考慮し,1日1回20mg投与

!警告

‍ 本剤と硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン,亜硝酸アミル,硝酸イソソルビド等)との併用により降圧作用が増強し,過度に血圧を下降させることがあるので,本剤投与の前に,硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤が投与されていないことを十分確認し,本剤投与中及び投与後においても硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤が投与されないよう十分注意.但し,肺動脈性肺高血圧症の治療において一酸化窒素吸入療法と本剤の併用が治療上必要と判断される場合は,緊急時に十分対応できる医療施設において,肺動脈性肺高血圧症の治療に十分な知識と経験をもつ医師の下で,慎重に投与

禁忌

1)過敏症

2)硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン,亜硝酸アミル,硝酸イソソルビド,ニコランジル等)を投与中

3)可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)を投与中

4)重度の腎障害

5)重度の肝障害

6)CYP3A4を強く阻害する薬剤(イトラコナゾール,リトナビル含有製剤,アタザナビル,インジナビル,ネルフィナビル,サキナビル,ダルナビル含有製剤,クラリスロマイシン,テラプレビル,コビシスタット含有製剤,エンシトレルビル)を投与中

7)CYP3A4を強く誘導する薬剤(リファンピシン,フェニトイン,カルバマゼピン,フェノバルビタール)を長期的に投与中

注意

〈基本〉

➊4時間以上の勃起の延長又は持続勃起(6時間以上持続する痛みを伴う勃起)が外国にてごく稀に報告.処置を速やかに行わないと陰茎組織の損傷又は勃起機能を永続的

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